タイパ至上主義の終焉?2026年に再評価される「気立てが良い人」が持つ最強の生存戦略
近年の心理学研究では、この「気立ての良さ」が個人のウェルビーイング(幸福度)と密接に関わっていることが証明されつつある。他者に対して肯定的な関わりを持つとき、脳内ではオキシトシンと呼ばれる「愛情ホルモン」が分泌される。これはストレスを軽減し、免疫力を高める効果がある。
つまり、気立て良く振る舞うことは、他人のためであると同時に、自分自身のメンタルヘルスを守るための極めて合理的な防衛策なのだ。利己的な行動が短期的には得に見えても、長期的な幸福度においては、利他的で気立ての良い生き方の方が圧倒的に勝るというデータも出ている。