エンカウンターとは何か?心理教育の現場で使われる本質と2026年最新事情
エンカウンターは大きく「構成的グループエンカウンター」と「非構成的グループエンカウンター(ベーシック・エンカウンター)」の2種類に分かれる。目的や対象者、時間的制約によって使い分けることが重要だ。
構成的グループエンカウンターの基本的な流れは、「導入(ウォーミングアップ)」「エクササイズ(課題の実施)」「シェアリング(振り返りと分かち合い)」の3段階で構成される。特に「シェアリング」が最も重要で、ここで「いま、どんな気持ちだったか」「どんなことを考えたか」を参加者同士で言葉にする。このプロセスを通じて、自分の感情に気づき、他者の感じ方の違いを受け入れる力が育まれる。心理学的には、これはロジャーズの提唱した「体験過程(experiencing)」に相当する概念であり、単なるゲームやレクリエーションとは一線を画す所以だ。