そら豆は水から茹でるのが正解?シワなし絶品に仕上げるプロの黄金比
そら豆を美味しく茹で上げるためには、鍋に火をかける前の下処理が味と見た目を大きく左右します。さやから取り出したばかりのそら豆をそのまま鍋に入れてしまうのは、調味が浸透しない典型的な失敗パターンです。
1. 「おはぐろ」の反対側に浅い切り込みを入れる
そら豆の黒い筋(通称:おはぐろ・珠柄痕)は、さやと繋がっていた部分です。この黒い部分の反対側にある丸みを帯びた背側に、包丁の刃先で長さ5mm、深さ1〜2mm程度の浅い切り込みを1本入れます。
この隠し包丁を入れることで、加熱中に皮の内部に溜まる蒸気の逃げ道が確保され、破裂を防ぐことができます。さらに、薄皮の隙間から塩分がしっかりと豆本体に浸透し、茹で上がった後の薄皮の剥きやすさも格段に向上します。
2. 失敗を防ぐプロの塩分濃度は「2%〜3%」
そら豆の甘みを引き立てる塩の量は、茹で水に対して2%(水1リットルに対して塩20g / 大さじ1強)が黄金比率です。お酒のおつまみとしてややしっかりした塩味を効かせたい場合は、3%(塩30g)まで引き上げると絶妙な塩梅に仕上がります。
また、茹でる直前に少量の塩(分量外)を豆に振りかけて軽く揉み込んでおく「塩もみ」を行うと、表面の産毛が取れ、クロロフィル色素が安定して鮮やかなエメラルドグリーンに発色します。