嵐のバックで踊っていたジャニーズ一覧|目黒蓮ら歴代の秘話と現在
嵐のバックダンサー時代を語る上で、現在最も大きなドラマとして語り継がれているのが、Snow Manの目黒蓮が辿った激動の足跡です。
目黒蓮はJr.歴が長く、同期や後輩が先にユニットを組んで脚光を浴びる中、長らく無所属や不遇の立場を味わっていました。そんな彼が頭角を現す最大の契機となったのが、2016年開催の嵐のドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』でした。当時、目黒が所属していたユニット「宇宙Six」のメンバーが怪我により出演できなくなった際、急遽代役として白羽の矢が立ったのが目黒でした。
本番までわずか数日という極限状態の中、目黒は一睡もせずに嵐の膨大な楽曲の振り付けと複雑な移動フォーメーションを頭に叩き込み、見事に代役を務め上げました。この緊迫した現場の裏側について、目黒は後のドキュメンタリーやテレビ特番のインタビューで次のように吐露しています。
「もしここで失敗したら、自分のアイドル人生は本当に終わるかもしれない。絶対に嵐さんのステージに穴を開けるわけにはいかないという一心で、泣きながら振りを覚えた」
その鬼気迫る覚悟とプロフェッショナリズムは、演出を担当していた松本潤の目にも強く焼き付きました。松本はステージ終了後、必死に食らいついた目黒の努力を正当に評価し、その後のツアー『「untitled」』でも継続して重用。目黒自身も「松本くんの演出へのこだわり、客席の隅々まで熱狂を届ける姿勢を間近で見て、プロとは何かを骨の髄まで学んだ」と公の場で語っています。
また、当時6人体制だったSnow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平)も、2010年代前半の嵐のステージに欠かせない中核部隊でした。アクロバットを軽々と決め、どんな複雑なカウントのダンスも狂いなく同期させる彼らの技術は、嵐の5人からも全幅の信頼を置かれていました。先輩たちの巨大な背中を見つめ、何万人もの歓声を肌で体感した経験が、のちにSnow Manが国内トップの動員力を誇るモンスターグループへと飛躍する強固な礎となったことは明白です。