話題の19番とは何の薬?ツムラ小青竜湯の効果やゴルフ・背番号の謎
「19番」という記号が放つ魅力は、調剤薬局のカウンターを飛び出し、日本人のスポーツ文化や社交の世界にも色濃く投影されています。その筆頭が、ゴルフコミュニティで親しまれる19番ホール意味です。
ゴルフコースは正規の1ラウンドが18ホールで完結します。したがって、規定のプレーを終えた後に向かうクラブハウスのレストランやバー、あるいは夜の街へ繰り出して行う打ち上げ・反省会の宴席を、ゴルファーたちは親愛の情を込めて「19番ホール」と呼びます。単なる飲酒の場ではなく、プレー中のミスを笑い飛ばし、ライバルとの心理的距離を一気に縮めるための極めて重要な社交空間です。スコアカードの数字を超えて人間関係を構築する「大人のプレイゾーン」として、19番ホールは半世紀以上にわたり愛され続けています。
一方、ダイヤモンドに目を向ければ、プロ野球背番号19には投手の栄光と孤独が刻み込まれています。日本球界において、18番が王道を行く「正統派エースナンバー」と目されるのに対し、19番には独自の美学と反骨精神を宿した超一流投手が名を連ねてきました。
歴史の扉を開いたのは南海ホークスの野村克也ですが、投手番号としての重み付けを決定づけたのは阪神タイガースから読売ジャイアンツへ移籍し波乱のキャリアを歩んだ小林繁でした。その後、近鉄バファローズから海を渡りメジャーリーグを震撼させた野茂英雄の「トルネード投法」、読売ジャイアンツのエースとして抜群の制球力で君臨した上原浩治の「雑草魂」によって、19番の価値は神格化されます。
なぜ背番号19エース理由として語られるのか。そこには、18番を与えられなかった悔しさをバネに、独自の投球術や圧倒的な気迫で球界の頂点へと駆け上がった男たちのドラマがあります。正統派のエリートに対するカウンターカルチャーとしての凄み、孤高のエースが背負う矜持の象徴として、19番は今なお野球ファンの胸を熱く焦がし続けています。