犬の耳のマラセチアが再発する原因は?黒い耳垢や臭いの最新治療法

犬の耳のマラセチアが再発する原因は?黒い耳垢や臭いの最新治療法とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

動物病院では、耳垢を顕微鏡で観察してマラセチアの菌数を確認する「耳垢細胞診」を行った上で、症状と重症度に応じた治療計画を組み立てます。

現在主流となっているマラセチア治療薬と点耳薬には、抗真菌薬(イトラコナゾール、ケトコナゾールなど)、抗炎症薬(ステロイド)、抗菌薬がバランスよく配合された複合製剤が多く用いられます。また、近年は愛犬が自宅での点耳を嫌がるケース向けに、院内で1回投与すれば1〜2週間効果が持続するゲル状徐放性点耳薬の普及も進んでいます。

一般的な犬の耳の病気と動物病院治療費の目安と、治療法の比較は以下の通りです。

治療・アプローチ区分詳細・処置内容費用の一般的な目安(1回/1本)臨床的メリットと注意点耳垢検査・初診再診料顕微鏡による細胞診、耳鏡での鼓膜・耳道確認2,000円 〜 4,500円菌数と炎症度合いを客観的に把握するために必須の検査。従来型点耳薬(毎日自宅投与)抗真菌薬・抗炎症薬の液状点耳薬(1日1〜2回)2,500円 〜 4,000円コストは抑えられるが、犬が耳を触らせない場合は投薬漏れが生じやすい。長時間作用型点耳薬(院内投与)1回の注入で約1〜2週間効果が持続する徐放性製剤4,000円 〜 7,000円飼い主の自宅投薬ストレスを解消。鼓膜穿孔がないことの事前確認が必要。オトスコープ耳道洗浄(専門処置)ビデオ内視鏡を用いた深部耳垢の吸引・精密洗浄15,000円 〜 40,000円(麻酔等別)難治性・慢性化した症例に極めて有効。鼓膜直前の固着耳垢を完全除去可能。
池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。