足の裏のほくろは悪性メラノーマ?見分け方と皮膚科受診のサイン

足の裏のほくろは悪性メラノーマ?見分け方と皮膚科受診のサインについて専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

SNSや知恵袋などのコミュニティを調査すると、「足の裏のほくろを押すと痛い」「歩くときに違和感があるため悪性腫瘍ではないか」という切実な投稿が数多く見受けられます。

しかし、臨床皮膚科の現場において、初期の悪性黒色腫が「痛み」や「強い痒み」を伴うケースは極めて稀です。メラノーマの初期病変は自覚症状がほとんどなく、無症状のまま平坦な色素斑として拡大していきます。もし歩行時にチクチクとした痛みや圧痛を感じる場合、その正体はほくろではなく「タコ(胼胝)」「ウオノメ(鶏眼)」、あるいは「尋常性疣贅(ウイルス性イボ)」の毛細血管破綻による黒点である可能性が格段に高いといえます。

ただし、「以前からあった平坦な黒いシミが急に盛り上がり、靴擦れのようにじくじくと出血・浸出液を出すようになった」「表面がただれて潰瘍化してきた」という場合は話が別です。これは病変が垂直増殖期に入っている危険な兆候であるため、一刻も早い専門医の診察が必要です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。