急に右肩が痛い!筋肉痛か内臓疾患か?見分け方と緊急受診の目安
夜間痛(night pain)は、急激な右肩の痛みに直面した患者が精神的にも最も追い詰められる症状です。「横になった瞬間に脈打つようにズキズキ痛み出し、朝まで一分も眠れなかった」「救急車を呼ぶべきか朝まで耐えるべきか暗闇の中で悶絶した」という生々しい体験談がSNS上でも多数共有されています。
なぜ夜間に痛みが激化するのでしょうか。整形外科専門医の指摘によると、横臥位(寝た姿勢)になることで上腕骨頭が後方に落ち込み、炎症を起こしている腱板や肩峰下滑液包への圧迫圧が高まることが主因です。さらに、就寝中は副交感神経が優位になり血流パターンが変化することや、日中と異なり周囲の感覚刺激が減少するため痛みに意識が集中しやすい心理的側面も影響しています。
朝までの時間を乗り切るための肩の激痛・夜間痛の対処法として、ポジショニングの工夫が極めて有効です。
- 肘の下にクッションを挟む:仰向けで寝る際、痛む側の肘とベッドの隙間に折りたたんだバスタオルやクッションを敷き、肩関節が背中側に落ち込まないよう高さを微調整します。
- 抱き枕を活用した側臥位:痛い方の右肩を「上」にして横向きに寝ます。その際、右腕を前に投げ出すように抱き枕の上に乗せることで、肩関節にかかる牽引ストレスを逃がすことができます。
- 三角巾やタオルでの簡易固定:座っている姿勢でも痛む場合は、三角巾や大きめのストールで腕を吊り、腕の重み(成人で約4〜5kg)が肩関節にかからないよう保持します。