バス痴漢動画拡散の真相と逮捕の全容|車内カメラと法的罰則の現在

バス痴漢動画拡散の真相と逮捕の全容|車内カメラと法的罰則の現在にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

Q1:SNSで見かけるバス痴漢動画の撮影・投稿は法律違反にならないのですか?
A1:撮影行為そのものがただちに違法とは言えない場合でも、本人の承諾なく顔や特定可能な姿態をインターネット上に公開する行為は、肖像権侵害や名誉毀損罪(刑法230条)に抵触する可能性が極めて高いです。たとえ相手が犯罪者であったとしても民事上の不法行為責任を免れることはできません。証拠映像はSNSに投稿するのではなく、速やかに警察へ提出するのが適法かつ最善の手続きです。

Q2:路線バス車内の防犯カメラ映像は、一般人でも開示請求して見ることができますか?
A2:原則として一般の乗客が運行会社に直接映像の閲覧や開示を求めても、個人情報保護の観点から拒否されます。防犯カメラの録画データは、警察からの正式な令状や捜査関係事項照会書(刑事訴訟法197条2項)に基づき、警察・検察に対してのみ提供されるのが通例です。被害を立証したい場合は、まず警察へ被害届を提出し、警察経由でデータ保全を要請する必要があります。

Q3:満員バスで身体が触れてしまい、痴漢と勘違いされたらどう対処すべきですか?
A3:絶対にその場から走って逃走してはいけません。逃走行為は捜査機関に「やましい点がある」と判断される決定的な材料になります。その場に留まり、「触れてしまったかもしれませんが、故意ではありません」と落ち着いて明確に主張してください。その上で、自ら「車内防犯カメラの映像を確認してください」「警察を呼んで客観的に調べてください」と提案し、第三者である警察官の立ち会いのもとで事実関係を精査してもらう姿勢を貫くことが重要です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。