コーヒー不作で価格高騰はなぜ続く?2026年の真相と今後の見通し

コーヒー不作で価格高騰はなぜ続く?2026年の真相と今後の見通しとは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

店頭での具体的な変化はどう現れているのでしょうか。国内の代表的な現場を取材すると、消費者の日常に深い影を落としている実態が浮かび上がってきます。

カルディコーヒーファームの価格改定に見る苦渋の決断

多くのファンを持つ「カルディコーヒーファーム」では、看板ブレンドである「マイルドカルディ(200g)」をはじめとする主力商品の価格改定が段階的に行われました。かつて1袋500円台前後で購入できた定番商品が値上がりした背景には、カルディのコーヒー豆値上げ理由として公式にも説明されている通り、ブラジルやコロンビアなど契約農園からの調達コストが倍増した現実があります。SNS上でも「毎月のまとめ買い予算をオーバーするようになった」「セールの割引率が変わった」といった利用者の声が数多く投稿されていますが、同時に「豆の品質を維持するためにはやむを得ない」と品質重視の姿勢を支持する声も根強く見られます。

缶コーヒー・ボトル飲料の価格帯シフトと「買い控え」の兆候

大手飲料メーカー(サントリー、コカ・コーラ、アサヒ飲料、キリンなど)各社による缶コーヒー値上げの最新ニュースでも報じられている通り、自動販売機の缶コーヒーは150円〜160円が標準となり、一部のプレミアム商品では170円台に達しています。ロブスタ種の急騰は、低価格帯を支えてきたインスタントコーヒーや缶コーヒーのビジネスモデルを根本から揺るがしました。オフィス街の自販機前では「毎日2本買っていたのをマイボトル持参に切り替えた」「コンビニのドリップマシンすら贅沢に感じる」といった会社員の率直な声が聞かれ、日常的な消費行動の見直しが進んでいます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。