日本の最高位「正一位」の真実!生前授与わずか数名と神社の謎
位階制度は過去の遺物ではなく、日本国憲法下の現在も栄典制度の一部として厳格に存続しています。国家や公共に対して顕著な功績を残した人物が亡くなった際、閣議決定を経て天皇の名により位階が授けられる「叙位(じょい)」が行われています。
戦後日本の叙位において、授与された最高位は「従一位」にとどまります。吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘、安倍晋三といった歴代の首相経験者が従一位に叙せられていますが、戦後の民間人・政治家で正一位に叙位された人物は1人も存在しません。
現在の栄典行政においても、正一位は「事実上の封印状態」にあります。千数百年にわたり維持されてきた最高位の不可侵性は、現代の民主主義体制下においても静かに守られ続けています。