一億円の家を買う人の年収とローン返済額の実態|後悔の理由と維持費の罠
YouTubeやメディアのルームツアー企画で目にする「1億円の豪邸」には、一般的な住宅とは一線を画す特徴的なディテールが詰め込まれています。しかし、同じ「1億円」であっても、土地代込みの総予算なのか、上物(建物単体)に1億円を投じたのかによって、実現できるグレードは天と地ほど異なります。
建物単体に1億円クラスの建築費をかけた注文住宅では、以下のような非日常的な空間設計が標準となります。
・延床面積:60坪〜80坪超のゆとりあるフロア構成
・間取り構成:3LDK〜5LDK+大型ウォークインクローゼット、複数台収容のインナーガレージ
・リビング設計:天井高3m以上の開放感、大開口パノラマサッシ、プライベート中庭(パティオ)との一体化
・水回り・設備:海外製高級アイランドキッチン(ミーレやガゲナウの食洗機完備)、2ボウル仕様の洗面化粧台、サウナやジャグジー付きバスルーム
・マテリアル:天然大理石や無垢材をふんだんに使用した床・壁面仕上げ、洗練された間接照明計画
一方、土地代が高いエリアで「土地+建物で総額1億円」を目指す場合、建築費に充てられる予算は3,000万〜4,000万円程度となり、間取りも30坪前後の一般的な3LDK〜4LDKに落ち着きます。SNSで見かける豪華絢爛なルームツアーのような空間を再現するには、土地代とは別枠で相応の建築費を確保しなければなりません。