オスとメスの記号「♂」「♀」どっち?神話の由来と絶対忘れない覚え方

オスとメスの記号「♂」「♀」どっち?神話の由来と絶対忘れない覚え方に関する質問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

「♂」と「♀」のマークは、もともと生物のために作られた記号ではありません。そのルーツは、古代ギリシャ・ローマ神話の神々と、夜空に輝く惑星(天文学・占星術記号)に遡ります。

古代の人々は、夜空を運行する惑星に神々の名前を授け、それぞれの神を象徴するシンボルを割り当てました。

■ オス記号「♂」の由来:軍神マルスの「槍と盾」(火星)
「♂」は、ギリシャ神話の戦神アレス(ローマ神話では軍神マルス)を象徴しています。赤く不気味に輝く「火星(Mars)」のシンボルとして使われ、その形状は「マルスが構える槍と丸い盾」を図案化したものです。戦いに赴く勇猛な武神の武具が、男性やオスを象徴するサインへと受け継がれました。錬金術の世界では、武器の原料となる「鉄」を表す記号としても重宝された歴史があります。

■ メス記号「♀」の由来:美の女神ヴィーナスの「手鏡」(金星)
一方の「♀」は、ギリシャ神話の美と愛の女神アフロディーテ(ローマ神話では女神ヴィーナス)の象徴です。夜空でひときわ美しく輝く「金星(Venus)」の惑星記号であり、その形状は「ヴィーナスが手にする青銅の手鏡」を表しています。丸い鏡面の下に持ち手(グリップ)と滑り止めのクロスがついたデザインが、美と女性性、ひいてはメスを象徴するマークの語源となりました。錬金術においては、鏡の素材であった「銅」を意味します。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。