なぜ芸人エッセイに涙する?笑いの裏の葛藤と2026年必読の名作選

なぜ芸人エッセイに涙する?笑いの裏の葛藤と2026年必読の名作選とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載を機に単行本化され、ベストセラーを記録する芸人エッセイも定番となりました。その代表格がハライチの岩井勇気氏です。

ハライチ岩井のエッセイ『僕の人生には事件が起きない』『どうやら僕の日常生活はまちがっている』は、劇的な出来事が何も起きない日常を、独自の切り口と偏執的なロジックで極上のエンターテインメントに仕立て上げています。常識を疑い、違和感をどこまでも掘り下げていく痛快な筆致は、多くの読者を虜にしました。

また、独自の世界観で熱烈な支持を集めるのがヒコロヒー氏です。ヒコロヒーのエッセイ感想では、「情景が映画のように浮かぶ」「気取らない色気と退廃的なユーモアが心地よい」といった声が目立ちます。『きれはし』や『黙って喋って』に漂う、夜の街の空気感やままならない人間関係への眼差しは、既存のエッセイにはない唯一無二のグルーヴを持っています。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。