服のシワの描き方を完全攻略!プロが明かす立体感と引っ張りの法則

服のシワの描き方を完全攻略!プロが明かす立体感と引っ張りの法則に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

シワの構造を頭で理解しても、実際の作画で手が動かなければ意味がありません。現場のプロが推奨する、服のシワのアタリの取り方と効率的な練習方法をステップ形式で解説します。

  1. 素体(裸体骨格)を必ず下描きする:布の下にある関節の位置、筋肉の盛り上がり、胸の頂点を把握せずにシワを描くことは不可能です。薄い不透明度で人体のアタリを取り、その上に「布の厚み(1〜2mmの隙間)」を設けて衣服の輪郭を引きます。
  2. 支点(テンションポイント)に赤丸をつける:肩の頂点、肘の突き出し、ボタンなど、布が引っ張られている基点にマークをつけます。
  3. 力を結ぶベクトル線(補助線)を引く:支点と支点、または支点から重力の方向へ向かって、どのような張力がかかっているか矢印を引きます。
  4. シワの主線を配置し、不要な線を間引く:矢印に沿ってシワの線を入れます。この際、描いた線のうち「全体の立体感を説明していない小さなシワ」を2〜3割消去して画面を整理します。

練習素材として極めて有効なのが、「自撮り写真のトレス&構造分解」と「クリスタ等の3Dデッサン人形への衣服着せ替え観察」です。実写の写真をそのまま模写するのではなく、「どの線が張力で、どの線が重力のたわみか」を赤ペンでラフに図解するトレーニングを1日15分行うだけで、脳内の立体把握能力は飛躍的に向上します。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。