初代ウルトラマンの光と影!古谷敏が明かす伝説の撮影秘話と秘められた真実
ウルトラマンを象徴する「スペシウム光線」のポーズ。腕を十字に交差させるあの洗練されたフォルムは、一朝一夕に生まれたものではなかった。古谷氏の背丈と長い手足を最大限に生かすため、何度も試行錯誤が繰り返された。
関節を限界まで緊張させ、指先までピンと神経を研ぎ澄ます姿勢は、数十秒保持するだけで激痛が走るほど肉体を苛んだ。「最初は技の名前すら知らされていなかった」と古谷氏は明かす。ただひたすらに、画面の向こうにいる子どもたちが信じられる「強さと美しさ」を全身で表現しようとした結果が、半世紀を超えて受け継がれる名ポーズとなったのだ。