ほくろと皮膚がんを見分ける!皮膚科ダーモスコピー検査の全貌
日本皮膚科学会および皮膚悪性腫瘍学会は、皮膚がんの早期発見に向けた啓発を継続的に発信している。専門家が特に注意を促すのは、成人に達してから「新しく出現したほくろ様病変」や「急速に形態が変化した色素斑」だ。
自己判断で放置されがちな病変サインには以下のような特徴がある。
・短期間で直径が6ミリメートルを超えて拡大した
・輪郭がギザギザとしており、境界が不明瞭である
・単一の茶色や黒ではなく、赤色や白色、濃紺色が混ざり合っている
・爪に黒い縦筋が入り、その幅が根元に向かって広がっている
・出血やかゆみ、ジュクジュクとした潰瘍を伴っている
爪甲に現れる色素線条(メラノニキア)は、爪母に生じた悪性黒色腫の初期兆候であるケースが存在する。ダーモスコピーを用いれば、爪甲を傷つけることなく根元の色素動態を精緻に確認できるため、違和感を覚えた段階での受診が生命を守る鍵となる。