野際陽子の昔が美人すぎると再注目!アナウンサーから伝説の女優へ
帰国後の1968年、野際さんの代表作となるアクションドラマ『キイハンター』(TBS系)がスタートします。最高視聴率30%超を記録し、5年間全262話にわたって放映されたこのメガヒット作で、野際さんは元フランス情報部員・津川啓子役を熱演しました。
劇中で野際さんは、堪能なフランス語や英語を操り、スタイリッシュな衣装で敵を翻弄するだけでなく、「スタントを使わない本格的な肉体アクション」に果敢に挑戦しました。走る列車からの脱出や車にしがみつくチェイスシーンなど、危険な現場にも怯むことなく飛び込むプロ根性は、共演者やスタッフを驚嘆させました。また、自ら歌ったオープニング主題歌『非情のライセンス』は、大人の哀愁とドライな世界観が見事に溶け合い、大ヒットを記録しています。
そして、この作品での共演がきっかけとなり、日本を代表する世界的アクションスター・千葉真一さんとの熱愛・結婚(1973年)へと発展します。国内外を舞台に活躍するトップスター同士のビッグカップル誕生は、日本中に大きな話題を呼びました。1975年には、当時としては珍しかった38歳での高齢出産で長女・真瀬樹里さんを出産。母となった後も野際さんは女優としての矜持を保ち続けました。
その後、1994年に千葉さんとの21年間にわたる婚姻生活に終止符を打ちますが、その理由は「生活拠点をアメリカ・ハリウッドへ移したい千葉さんと、日本での女優活動にこだわりたい野際さんの仕事観の相違」という前向きなものでした。離婚後も二人は互いの才能と生き方を深く尊重し合い、真瀬樹里さんの両親として極めて良好な信頼関係を維持し続けました。感情的な対立ではなく、互いのキャリアと尊厳を重んじたこの決断は、成熟した大人のパートナーシップとして現在も高く評価されています。