元俳優から世界へ!小橋賢児が創り出す熱狂と大型イベントの舞台裏
10代前半で芸能界入りを果たし、数々のヒットドラマや岩井俊二監督の名作映画『スワロウテイル』などに出演したキャリアは、傍から見れば順風満帆そのものだった。しかし、演じる役柄と本当の自分自身とのギャップに苦悩し、27歳の誕生日に俳優活動の休業を宣言。バックパック一つで世界中を巡る旅に出た。
異国のフェスティバルで人々が肩を組み、言葉の壁を越えて音楽に熱狂する姿に衝撃を受けたという。だが、帰国後に待っていたのは肝機能障害による重度の体調不良と、貯金が底をつくという過酷な現実だった。ベッドから動けない日々の中で自問自答を繰り返した経験が、「生きていることの実感」「人間本来の輝き」をテーマにした現在の創作活動の原点となっている。