「羊水発言」から18年――倖田來未の言葉が残した爪痕と、令和の時代に問われる「言葉の賞味期限」

「羊水発言」から18年――倖田來未の言葉が残した爪痕と、令和の時代に問われる「言葉の賞味期限」の重要ポイントを解説します。最新トレンドが詰まっています。

医学的な観点から言えば、羊水が「腐る」という現象は存在しない。羊水は常に循環しており、古いものは排出され、新しいものが作られ続けているからだ。当時、多くの産婦人科医がこの発言に対して「科学的にまったくの誤りである」と警鐘を鳴らした。実際に問題となるのは、卵子の老化や染色体異常の確率上昇であり、羊水そのものの劣化ではない。しかし、この誤解を招く表現が世に放たれたことで、多くの女性が根拠のない不安や自責の念に駆られることになった。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。