映画『ウォーターボーイズ』妻夫木聡の原点!過酷なシンクロ秘話と現在地
妻夫木聡のキャリアを語る上で、2001年9月15日に公開された映画『ウォーターボーイズ』はまさに決定打となった作品です。公開当時の妻夫木聡の年齢は20歳。ホリプロ主催のオーディション企画「ザ・ジャパン・オーディション」でグランプリを獲得し芸能界入りしたものの、当時はまだ決定的な代表作に恵まれていませんでした。
興行通信社などの記録によると、公開当初は全国で小規模な上映館数からスタートしたものの、劇場へ足を運んだ観客の圧倒的な口コミによって動員が急拡大。最終興行収入は約9.1億円を記録する異例のロングランヒットとなりました。劇中で流れるフィンガー5の名曲『学園天国』の軽快なリズムに乗せ、競泳水着姿で弾ける笑顔を見せた妻夫木聡の姿は、お茶の間に強烈なインパクトを残しました。
本作の評価は興行面にとどまらず、映画賞レースでも席巻。妻夫木聡は第25回日本アカデミー賞において優秀主演男優賞ならびに新人俳優賞に輝きました。若手アイドル俳優という枠組みを一気に突き破り、日本映画界を牽引する本格派アクターへと躍進する最大の足がかりとなったのです。