「家族」の崩壊か、新たな個の自立か?2026年に問い直す「つながり」の限界点
なぜここまで個人化が進んだのか。要因の一つは、徹底的な効率主義と「タイムパフォーマンス(タイパ)」の追求にある。他者と深く関わることは、時間的にも精神的にもコストがかかる。結婚や子育てを「コスパが悪い」と切り捨てる価値観は、若い世代を中心に完全に定着した。
SNSでいつでも誰とでも繋がれる時代。しかし、その繋がりは薄く、壊れやすい。いざという時に頼れるリアルな人間関係を構築することを諦めた結果、私たちは精神的な砂漠を歩むことになった。