ミステリというなかれ7巻の伏線と結末!久能整が挑む衝撃の真実
7巻の舞台となるのは、古き良き雰囲気が残る横浜の街並み。久能整は偶然の重なりから、坂の上の洋館で繰り広げられる奇妙な集まりに関わることになる。一見すると穏やかなティータイム。だが、参加者たちの会話の端々に漂うのは、過去の事件と断ち切れない執着だ。
田村由美の真骨頂は、大袈裟なアクションに頼らない演出にある。雨の音、カップが皿に当たる小さな音、そして整の独特な呟き。日常の些細な風景が、一瞬で緊迫したサスペンスへと変貌する瞬間こそ、ファンがもっとも酔いしれる部分だろう。