銃撃から4年、いまなお解析され続ける「山上徹也の叫び」――閉鎖されたTwitterアカウントが残した歪んだ鏡面
なぜ彼は踏みとどまれなかったのか。その背景には、SNSのアルゴリズムがもたらす負の側面も指摘されている。関心のある情報だけが偏って表示されるエコーチェンバー現象が、彼の歪んだ正義感をさらに補強した可能性は否定できない。
タイムラインに流れる偏った言説を浴び続けるうちに、彼の怒りは「個人的な復讐」から「社会的な世直し」へとすり替わっていったのではないか。画面の向こう側の世界が、彼の現実を侵食していったのだ。