ジョジョ7部D4Cの能力と元ネタ真相を徹底解説!難解な仕組みの全貌
物語中盤、フィラデルフィアの独立宣言記念館前で発生した「ジョニィ・ジョースター銃撃事件」は、『スティール・ボール・ラン』全編を通しても最も難解で議論を呼んだエピソードの1つです。居合わせた目撃者たちの証言が食い違い、「ディエゴ・ブランドーが撃った」「ウェカピポが撃った」「大統領が撃った」という3つの矛盾する事実が同時に成立していました。
この奇妙な現象を引き起こした真相は、大統領がD4Cの次元移動を利用して仕組んだ「別世界の重ね合わせトリック」にあります。
大統領はジョニィを始末するにあたり、ディエゴとウェカピポの双方を巧妙に並行世界へ引きずり込みました。ある世界ではディエゴを誘導してジョニィを銃撃させ、別の世界ではウェカピポに「大統領を撃ったつもりがジョニィを撃っていた」という状況を作り出します。そして基本世界においては大統領自らがジョニィの喉元を撃ち抜いていました。
これらの異なる次元の出来事を同じ場所に重ね合わせることで、関わった全員が「自分がジョニィを撃った」と確信し、目撃者もそれぞれ異なる人物の犯行を目撃するという極限の混乱が生み出されました。連載当時はそのあまりの複雑さから読者の間で様々な考察が飛び交いましたが、大統領の知略とD4Cの変幻自在な恐ろしさを象徴する名サスペンスシーンとなっています。