90年代バンドブームの光と影!名曲と解散の真相・2026年現在
ロック=男性のものという固定観念を痛快に打ち破ったのが、圧倒的な存在感を放つ女性ボーカルバンドの躍進でした。JUDY AND MARYはYUKIのキュートかつ力強いボーカルとパンキッシュなサウンドで時代を席巻。LINDBERGのストレートな爽快感、the brilliant greenの重厚なUKロック直系の世界観、Every Little ThingやHysteric Blueのキャッチーな親しみやすさは、J-POPの表現領域を大幅に拡張しました。
そして1990年代末、音楽業界のシステムそのものを根底から覆したのが、Hi-STANDARD(ハイスタ)を中心とするメロディック・ハードコア(メロコア)の勃興です。1999年にリリースされたハイスタのアルバム『MAKING THE ROAD』は、テレビ露出を一切行わず、インディーズレーベル(PIZZA OF DEATH RECORDS)からのリリースでありながら国内外で100万枚以上をセールス。BRAHMANやHUSKING BEEらとともにDIY精神と野外フェスカルチャー(AIR JAM)を定着させ、日本のライブシーンに不可逆の革命をもたらしました。