手足口病と水疱瘡の見分け方|発疹の場所と登園基準の違いを徹底解説

手足口病と水疱瘡の見分け方|発疹の場所と登園基準の違いを徹底解説を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

京都府宇治市にある「たなか医院」をはじめとする小児科・アレルギー科の臨床現場からは、両疾患が同時期に地域で流行した際、「これは水ぼうそうなのか、手足口病なのか」と強い不安を抱えて駆け込む保護者が急増しているという実態が報告されています。医療現場の医師たちであっても、発疹が出始めて数時間の極めて初期の段階では、典型的な広がりを見せないため即座の確定診断が下せない事例は珍しくありません。

保護者のリアルな体験談を集約したSNSやコミュニティの記録を見ても、その混乱ぶりが浮き彫りになっています。

「朝起きたら子どものお腹に赤いポツポツが2つあり、あせもか虫刺されだと思って保育園に預けたら、お昼過ぎに『手足にも広がり熱が38度出た』とお迎え要請が来た。受診したところ、先生も『今の手足の出方は手足口病っぽいけれど、お腹のポツポツが水ぶくれに変わるか明日まで見ないと分からない』と濁され、結局翌朝になって背中一面に露滴状の水疱が噴き出して水疱瘡と確定した」(都内・3歳男児の母の手記より)

受診する医療機関の選択について迷う声も目立ちますが、子どもに発疹が出た際は小児科を第一選択とするのが基本です。大人の場合は皮膚科または内科が窓口となります。ただし、ここで強く留意すべき現場ルールがあります。水疱瘡は飛沫感染だけでなく空気感染(飛沫核感染)するため、感染力が極めて強い疾患です。もし水疱瘡の疑いがある状態でそのまま待合室に入ると、待機している他の乳幼児や妊婦へ一気にウイルスを拡散させる大惨事になりかねません。受診前には必ず電話で「発疹と発熱があり、手足口病か水疱瘡か分からない」と伝え、別室待機や自家用車内待機の指示を仰ぐのが受診マナーの鉄則です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。