虹の色の順番は外側から何色?実は世界で違う7色と簡単な覚え方

虹の色の順番は外側から何色?実は世界で違う7色と簡単な覚え方とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

「人間は目に入った光をそのまま見ているのではなく、脳内の言葉で見ている」という言語心理学の命題があります。これを学術的にはサピア=ウォーフの仮説(言語相対性仮説)と呼びますが、虹の配色はまさにこのメカニズムを体現しています。

現代の日本人に「虹は何色に見えるか」と尋ねると、ほとんどの人が迷わず「7色」と答えます。しかし、空に浮かぶ本物の虹を指差して「藍色と青色の境界線を指してください」と求められた場合、即答できる人はまず存在しません。SNSや知恵袋などのコミュニティ検証でも「藍色と青の区別がつかない」「正直、緑と青の間や青と紫の間は曖昧すぎる」といった率直な戸惑いの声が数多く見受けられます。

私たちは物理的な波長の違いを客観的に測定しているのではなく、幼少期から刷り込まれた「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」という7つの概念ラベルを通して空をスキャンしているにすぎないのです。言語が世界を分節化し、知覚そのものを後付けで方向づけている好例と言えます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。