血尿スケール5段階の危険度判別|薄いピンクから凝血塊の真相
Q1:女性の場合、月経(生理)の血が混ざっただけか判断がつかない時はどうすべきですか?
A1:月経血の混入は臨床で非常に頻繁に見られる偽陽性の原因です。可能であれば、外尿道口を清拭した上で中間尿(出始めと終わりを捨て、中間の尿)を採取して確認するか、タンポンを使用して排尿しても尿が赤いかを確かめてください。それでも判別がつかない場合や月経周期と明らかにずれている場合は、迷わず泌尿器科を受診して尿沈渣・超音波検査を受けてください。
Q2:血尿が一度出たあと、完全に透明な黄色に戻りました。それでも受診は必要ですか?
A2:受診は絶対に必要です。特に膀胱がんや腎盂尿管がんによる出血は、毛細血管の破綻と一時的な止血を繰り返す「間欠性出血」が特徴です。一度透明に戻ったからといって病巣が消えたわけではありません。むしろ「痛みがなく、すぐに透明に戻った血尿」こそが最も悪性腫瘍を疑う危険な兆候です。
Q3:受診する際、朝一番の血尿を持参した方が良いですか?
A3:排尿から時間が経った尿は細菌の繁殖や赤血球の自己融解が進み、正確な検査ができなくなります。尿を持参する必要はありません。医療機関のトイレで直接採尿するのが基本です。その代わり、自宅で確認した血尿の色調をスマートフォンのカメラで明るい場所で撮影し、担当医に提示することが極めて有益な診断情報となります。