服についたファンデーションの落とし方!水拭きNg理由と即効裏ワザ
脱衣カゴに入れたまま数日が経過してしまったり、洗濯後に乾いて初めてシミに気付いたりしたケースでは、汚れの性質が大きく変化しています。ファンデーションに含まれる不飽和脂肪酸や油分が空気中の酸素や紫外線によって酸化重合し、樹脂のように硬化して繊維組織と強固に架橋結合しているためです。
こうして酸化した頑固な汚れには、アルカリの力と温度のコントロールを取り入れた二段階のアプローチが効果を発揮します。
まずはセスキ炭酸ソーダ水(水500mlに対して小さじ1杯)をスプレーして数分置き、アルカリの作用で酸化皮脂を緩めます。重曹よりも水に溶けやすくpHが約9.8と高いため、繊維を傷めずに油性タンパク質を軟化させる特性に優れています。その後、食器用洗剤を原液のまま塗布し、45℃前後の少し高めのお湯を少量かけながら、歯ブラシの背やヘラを使って繊維をほぐすように優しく圧をかけます。仕上げに酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を溶かした40℃のぬるま湯に30分ほどつけ置きすることで、残存した微細な顔料のくすみまで綺麗に分解・除去できます。