エクセルのスクロールロック解除!矢印キーで画面が動く原因と裏ワザ

エクセルのスクロールロック解除!矢印キーで画面が動く原因と裏ワザの概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

近年のハードウェア設計において、なぜこれほどトラブルの元凶となるキーが隠蔽されたり省略されたりしているのでしょうか。ノートPCでScrLkキーがない理由は、モバイルワークの普及による「薄型軽量化」と「ディスプレイの狭額縁化」に起因します。

キーボードの設置面積(フットプリント)が制限される中で、1980年代のMS-DOS時代にカーソルキーのない環境でテキスト画面をスクロールさせるために開発された遺産(レガシー)機能は、真っ先に削減対象となりました。大手PCメーカー各社における実態と対応方法を一覧表にまとめました。

メーカー・シリーズScrLk物理キーの有無解除用ショートカット・代替手段編集部の見解・実用性評価Lenovo(ThinkPadシリーズ)主要モデルでほぼ非搭載Fn + K または Fn + S / スクリーンキーボードビジネス機として洗練されている反面、独自ショートカットを知らないと迷走しやすい。HP(ProBook / EliteBook)13〜14型は完全非搭載Fn + C または Fn + Sキートップに青文字印刷がない機種が増加。OSのスクリーンキーボード併用が最も確実。Dell(Latitude / XPS)XPS系は非搭載・一部にFn印字Fn + S / Win + Ctrl + Oキー印字が極めてシンプルに統一されており、視覚的に探し出すのは困難。Panasonic(Let's note)Fn連動キーとして残存傾向Fn + F12(NumLk付近に併記)ビジネス特化設計のためキートップに印字が残る事例が多く、視認による判別が容易。外付けテンキーレス(Logicool等)75%・60%配列では完全排除専用ソフトでのキー割当、またはOS仮想キーテンキーレスキーボードの解除裏ワザとして、専用管理アプリでのRemap把握が必須。

情シス支援会社が公表した調査データによると、社内ヘルプデスクに寄せられる「PCの故障・挙動不審」に関する問い合わせのうち、約12%がキーボードの誤操作(NumLock・CapsLock・ScrollLock)に起因するものでした。ハードウェアの小型化が進んだ結果、見えない機能による業務停止時間が企業全体で無視できないロスを生んでいます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。