トカラ列島とは?群発地震の理由と「最後の秘境」の実態を徹底解説

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トカラ列島の正式名称は、漢字で「吐噶喇列島」と表記します。しかし、「噶」の文字が標準的なJIS漢字コードに含まれておらず表記難読であることから、公的文書や報道機関ではひらがな・カタカナの「トカラ列島」が定着しました。地名の語源には諸説あり、沖縄方言で「沖の海原」を意味する「トハラ」や、アイヌ語起源説など複数の議論が存在しますが、中央アジアの「トカラ人(トハラ人)」とは歴史的・民族学的に一切関係がありません。

行政区域は、すべての島が鹿児島県十島村に属しています。南北約160キロメートルにわたって島々が散らばる構造上、有人地域としては「日本一縦長な村」として知られています。さらにユニークな特徴として、十島村の役場本庁舎は村内ではなく、船の発着拠点である鹿児島市内に置かれています。役場が管轄区域外の別自治体に存在する事例は、日本国内でも十島村と三島村(みしまむら)など極めて限られた特異な形態です。

トカラ列島有人島一覧は、北から順に以下の7島で構成されています:

  • 口之島(くちのしま):トカラ列島の北の玄関口。野生の黒毛和牛(口之島牛)が生息する。
  • 中之島(なかのしま):村内で最も面積が広く、かつて村役場支所が置かれた中心島。「トカラ馬」の保護牧場がある。
  • 平島(たいらじま):平家の落人伝説が色濃く残る歴史の島。
  • 諏訪之瀬島(すわのせじま):今なお活発な噴煙を上げる「御岳」を抱える火山島。
  • 悪石島(あくせきじま):仮面神「ボゼ」の奇祭で世界的に知られる、断崖絶壁の孤島。
  • 小宝島(こだからじま):隆起サンゴ礁でできた周囲約4キロメートルの小さな平坦な島。
  • 宝島(たからじま):イギリスの海賊キャプテン・キッドが財宝を隠したという伝説が残る、ハート型の島。

これらに臥蛇島(がじゃじま)などの無人島5島を加えた計12島が、トカラ列島の全体像です。総人口は村全体を合わせても約700人前後にとどまり、手つかずの大自然とコミュニティの強固な絆が残されています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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