クエン酸第一鉄ナトリウムの副作用と効果|吐き気・お茶の真相を徹底解説
Q1:クエン酸第一鉄ナトリウムを飲み忘れた場合はどう対処すべきですか?
A1:気づいた時点ですぐに服用して構いませんが、次の服用時間が間近(半日以内など)に迫っている場合は、飲み忘れた分をスキップして次回分から通常の服用を再開してください。一度に2回分(2錠や4錠など)をまとめて服用すると、胃腸粘膜への刺激が極端に強まり、激しい嘔吐や急性鉄過剰のリスクを招くため絶対に避けてください。
Q2:錠剤を噛み砕いて飲んだり、口の中で溶かしたりしても大丈夫ですか?
A2:絶対に噛み砕かず、多めの水で速やかに飲み込んでください。クエン酸第一鉄ナトリウムを口腔内で砕くと、強い鉄サビの味が広がるだけでなく、歯の表面のエナメル質に鉄分が付着して一時的に歯が茶褐色〜黒ずんで着色してしまうリスクがあります。万が一歯に着色した場合は通常のブラッシングや歯科クリーニングで落とせますが、丸ごと飲み込むのが原則です。嚥下が困難な方には粉末状の顆粒製剤が用意されています。
Q3:鉄剤をしっかり飲んでいれば、普段の食事では鉄分を気にしなくてもよいですか?
A3:鉄剤を服用中は治療に必要な十分量の鉄(1日100mg前後)が供給されるため、過度に食事内容を鉄分偏重にする必要はありません。しかし、薬による治療が終了した後の貧血再発を恒久的に予防するためには、赤身の肉や魚、レバーに含まれる吸収率の高い「ヘム鉄」や、大豆・緑黄色野菜に含まれる「非ヘム鉄」をバランスよく摂取する食習慣を治療中から整えておくことが極めて重要です。