ヒトデの裏側は閲覧注意?蠢く無数の管足と胃を出す衝撃生態を徹底解剖

ヒトデの裏側は閲覧注意?蠢く無数の管足と胃を出す衝撃生態を徹底解剖について徹底解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

「ヒトデはどこからご飯を食べるのか?」という疑問の答えも裏側にあります。ヒトデの口の場所は、裏側の中央部(中心盤の真下)に位置しています。歯や顎を持たないヒトデですが、その食事法は極めてアグレッシブです。

大好物であるアサリやホタテなどの二枚貝を見つけると、ヒトデは腕を巻きつけ、無数の管足の吸着力を使って貝殻を力任せにこじ開けます。貝が殻を閉じる力は非常に強力ですが、ヒトデは管足を交代で稼働させながら持続的に引っ張り続け、貝の筋肉(貝柱)が疲労するのを待ちます。

わずか0.1ミリメートルほどの隙間が生じた瞬間、ヒトデは自らの「噴門胃(ふんもんい)」と呼ばれる胃袋を口から体外へ反転させて吐き出し、貝殻の内部へと直接ねじ込みます。そして胃から強力な消化液を分泌して貝の肉を体外でドロドロに溶かし、液状化した栄養分をそのまま吸収。食事が終わると、何事もなかったかのように胃袋を体内へと引き戻します。この規格外の捕食スタイルこそ、ヒトデが生態系の上位捕食者として君臨できる最大の武器です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。