Auの3G終了でガラケーはどうなった?停波後の現状と最新の対処法
auが大手3キャリアの中で先陣を切って3Gサービスを終了させた背景には、限られた電波資源の有効活用という通信業界全体の至上命題がありました。
スマートフォンや大容量動画コンテンツの普及に伴い、モバイル通信のトラフィック(通信量)は爆発的に増大しました。3Gで使用していた800MHz帯や2GHz帯といった「プラチナバンド」を含む周波数帯を、より通信効率の高い4G LTEや5Gへ再割り当てすることが急務となっていたのです。
さらに技術的な要因として、auが採用していた通信規格「CDMA2000」の特性が挙げられます。世界標準である「W-CDMA」を採用していたNTTドコモやソフトバンクに比べ、auは早期から高品質な音声通話規格「au VoLTE」への全面刷新を進めていました。高音質通話と高速データ通信を両立するインフラが早い段階で整ったからこそ、他社に先んじて3G設備の維持コストを削減し、次世代通信網への設備投資へ舵を切ることが可能でした。