「子は鎹」の鎹(かすがい)とは何?建築金物から生まれた意味と使い方
「鎹」という言葉は、「子は鎹」以外にも古くから様々なことわざに組み込まれてきました。代表的な関連表現を一覧で紹介します。
1. 豆腐にかすがい(豆腐に鎹)
非常に有名なことわざの一つで、「手ごたえや効き目がまったくないこと」「いくら意見や忠告をしても何の役にも立たないこと」を意味します。柔らかい豆腐に頑丈な鉄の鎹を打ち込んでも、ぐずぐずに崩れてしまって何の役にも立たない様子に由来します。「暖簾に腕押し」「糠(ぬか)に釘」と全く同じ意味の同義語です。
2. 鎹を打つ(かすがいをうつ)
建築用語から転じて、離れようとする物や人の関係をしっかりと繋ぎ留める措置を取ることを指します。
3. 鎹が抜けたよう(かすがいがぬけたよう)
全体を支えて結束させていた中心的な人物や要素がいなくなり、組織や人間関係がバラバラになってしまった状態を表します。