エアロゾル感染とは?飛沫との違いや離れても感染する理由・最新予防策
エアロゾルが空気中に留まる時間は、粒子のサイズや室内の気流、湿度環境によって変動しますが、実験データによると数分から数時間にわたって浮遊し続けることが確認されています。
無風状態で換気のない密閉室の場合、1〜2μm程度の超微小粒子は落下するまでに数時間を要します。これは、感染者がすでに退室した後の会議室やエレベーター、試着室などに後から入室しただけでも、空間に残留したエアロゾルを吸い込んで感染するリスクがあることを意味します。
さらに、冬季のように空気が乾燥している環境下では、放出された飛沫の水分が瞬時に蒸発してより小さく軽いエアロゾルへと変化するため、浮遊時間が延びやすくなります。これが冬場に呼吸器感染症が爆発的に広がりやすい物理的要因の一つです。