明日の地震予言は本当か?Sns拡散の真相と気象庁の公式見解【徹底検証】
オカルトファンのみならず一般層まで巻き込んで話題となったのが、漫画家・たつき諒氏の作品『私が見た未来』を発端とするブームです。ネット上では今なおたつき諒氏の予言に対する考察が盛んに行われており、「次はいつ大災害が来るのか」といった憶測が後を絶ちません。
しかし、こうした予言本やインフルエンサーによる発信を客観的に分析すると、ある共通の心理的カラクリが浮かび上がってきます。それが「確証バイアス」と「バーナム効果」です。
曖昧な言葉で「水害」「大きな混乱」「太平洋側」などと表現しておけば、後から起きた実際のニュースの中から都合の良い出来事を当てはめて「予言が的中した」と思い込んでしまいます。外れた無数の予言は人々の記憶から消え去り、偶然かすった一部の出来事だけが神格化されていくのが予言ビジネスの常套手段です。個人の夢日記やインスピレーションをエンターテインメントとして楽しむ範囲にとどめ、命に関わる防災判断の基準にしてはなりません。