一条ゆかりの現在と引退の真相|目の病気や名作秘話・私生活に迫る
一条ゆかりの名を不滅にした傑作群には、それぞれ時代を先取りした革新的なテーマが込められていました。
なかでも1981年に連載が始まった『有閑倶楽部』は、聖プレジデント学園の生徒会役員6人が繰り広げる痛快アクションコメディとして社会現象を巻き起こしました。少女漫画に本格的なアクション、サスペンス、オカルト要素を融合させ、第10回講談社漫画賞少女部門を受賞。日本テレビ系列での連続ドラマ化など、メディアミックスの先駆けともなりました。
愛憎と情熱の極致を描いた『砂の城』や、自立する女性のプライドを描き切った『デザイナー』、そして音楽と人間の気高さを問うた大作『プライド』に至るまで、どの作品も「自分の足で立つ強い人間」を描く一貫した哲学が貫かれています。これらの作品は今なお電子書籍などで新たな若い読者を獲得し続けています。