なぜ今だるまキャラが人気?絵本からご当地・最新グッズまで徹底解剖
子どもたちがだるまキャラクターと出会う原点といえば、間違いなく日本の児童文学史に燦然と輝く名作絵本たちです。中でも半世紀以上にわたり読み継がれているのが、かこさとし氏による『だるまちゃん』シリーズ(福音館書店)です。1967年刊行の『だるまちゃんとてんぐちゃん』をはじめ、友達の持ち物を真似しようと奮闘するだるまちゃんの無邪気な姿は、自主性と好奇心の象徴として親子の心を掴んで離しません。
一方、2000年代以降のファーストブックとして社会現象となったのが、かがくいひろし氏が手掛けた『だるまさん』シリーズ(ブロンズ新社)です。『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3部作で見せる「どてっ」「ぷしゅーっ」といったリズミカルな擬音と変幻自在なポージングは、赤ちゃんの爆笑を引き出す魔法の絵本として圧倒的な支持を誇ります。だるま キャラクターのかわいいイラスト表現を極限までシンプルかつダイナミックに昇華させた両作は、今なお絵本コーナーの絶対的エースとして君臨しています。