浜田雅功の名曲はなぜ響くのか?メガヒットの真実と熱狂の裏側
小室哲哉とのダンスミュージックとは対極をなすもう一つの金字塔が、2004年に発表された「チキンライス」だ。作詞を相方の松本人志が手掛け、作曲・編曲を稀代のメロディメーカーである槇原敬之が担当したこの楽曲は、現在でも日本の冬を彩るクリスマスソングの超定番として愛され続けている。
貧しかった少年時代の思い出と親への感謝を紡いだノスタルジックな世界観は、浜田の温かくもどこか切ない歌声によって完成された。豪華なディナーではなくチキンライスで十分だと笑う歌詞の陰にある優しさは、聴く者の涙腺を刺激する。槇原敬之自身も浜田の表現力を絶賛しており、タレントの企画曲という次元を超えた至高のJ-POP作品として高く評価されている。