ケツがでかい悩みの真相とは?骨盤の歪み改善と即効ヒップアップ術
「家族みんな下半身が太いから自分も遺伝だ」と思い込んでいる人は少なくありません。確かに骨格の基本形状には遺伝的要因が一定割合関与するものの、解剖学的な見地から見れば、視覚的なボリュームを増大させている最大の要素は後天的な下半身太り原因にあります。
取材に応じた姿勢改善の専門家によると、多くの人を悩ませているのは「骨盤の開き」と「重心の崩れ」です。特にデスクワークや長時間のスマートフォン操作に伴い、骨盤が前傾する「反り腰」や、逆にだらしなく後ろへ倒れる「骨盤後傾」が定着しているケースが目立ちます。
骨盤が前後に傾くと、お尻の大部分を占める大臀筋や深層部の筋肉が正しく使われなくなります。その結果、筋肉がたるんで下垂し、横へと広がった平たいシルエットを形成してしまうのです。さらに、ペタペタと足裏全体をすり足のように使って歩く癖があると、臀部ではなく前ももばかりに負荷がかかり、お尻の筋力低下に拍車をかけます。
日常の立ち止まり方や歩き方ひとつで、お尻にかかる負荷の分散率は30%以上変化すると報告されています。「骨盤矯正」の観点を取り入れ、傾いた土台を真っ直ぐに立て直すことこそが、根本的な解決への第一歩となります。