激辛が苦手でも感動!本当は辛くないタイ料理の極上名作ガイド
タイ現地の食堂や屋台に足を踏み入れた際、観光客がよく使う「マイ・ペット(辛くしないで)」という言葉だけでは、時に期待通りの結果を得られないことがある。タイ人にとっての「辛くない」基準値が、日本人にとっては十分に激辛であるケースが多々あるためだ。厨房で思い描く味覚のギャップを確実に埋めるためには、より具体的で実用的なフレーズを覚えておく必要がある。
最も確実なのは「マイ・サイ・プリック(唐辛子を入れないで)」と明確に伝えることだ。ソムタム(青パパイヤのサラダ)やヤム(和え物)を注文する際、この一言を添えるだけで、臼の中で唐辛子を潰す工程を完全にストップさせることができる。「少しだけなら平気」という場合は「サイ・プリック・メッ・ディアウ(唐辛子は1粒だけ)」と数字を指定するのが現地の通な頼み方だ。
さらに、万が一の辛さに備えて「イエーク・プリック(唐辛子を別皿にして)」と頼むのも非常に有効な自衛策となる。日本のレストランであっても「現地の標準より辛さを抑えてほしい」「辛味のタレは別添えで」とリクエストすれば、料理人が持つ本来のハーブ使いの妙技を純粋に味わうことができる。