プロデューサー巻きはダサい?令和に映える脱・昭和の着こなし術
この着こなしの起源を辿ると、日本のポップカルチャーの黄金期へと行き着く。フジテレビが制作し、一世を風靡した伝説的トレンディドラマ『抱きしめたい!』に代表される時代だ。空前のバブル経済に湧く1980年代後半、華やかなテレビ業界のプロデューサーや俳優の石田純一氏らが好んで披露したスタイルは、当時の若者にとって洗練された都市生活の象徴だった。
しかし、時代の波とともにその熱狂は冷め、バブルの崩壊とともに「過剰で気取ったファッション」の代名詞として負のイメージを背負わされることになる。いつしか「昔のテレビマンの制服」「痛いおじさんの着こなし」という刻印が打たれ、長らく日陰の存在へと追いやられてしまったのだ。