「お身体ご自愛ください」は間違い?二重表現の真相と言い換え例文

「お身体ご自愛ください」は間違い?二重表現の真相と言い換え例文に関する質問を丁寧にまとめました。専門的な情報をご覧ください。

Q1:「お身体ご自愛ください」は口頭の会話や電話で使っても問題ありませんか?
A1:口頭での使用も二重表現となるため避けるのが賢明です。会話や電話の別れ際では、漢語の「ご自愛」よりも「どうぞお身体にお気をつけてお過ごしください」「お風邪など召されませんようお過ごしください」といった平易で耳馴染みの良い和語表現を使う方が、自然で温かみのある印象を与えられます。

Q2:「ご自愛」にさらに丁寧さを加えて「おご自愛ください」とするのは正しいですか?
A2:完全に誤用です。「自愛」にはすでに尊敬を表す接頭語「ご(御)」が付いているため、さらに「お」を重ねるのは不自然な二重接頭語となります。丁寧さを高めたい場合は接頭語を増やすのではなく、「どうぞご自愛くださいませ」や「ご自愛のほど心よりお祈り申し上げます」と末尾の表現を整えてください。

Q3:年賀状や暑中見舞いなどの時候の挨拶で使う際の代表的な結び方は?
A3:季節に応じたフレーズを前置するのが基本です。例えば夏の暑中見舞いであれば「猛暑の折、どうぞご自愛ください」、冬の年賀状や寒中見舞いであれば「厳寒の折柄、くれぐれもご自愛専一にお過ごしください」と結ぶことで、季節感と礼節が調和した美しい挨拶文になります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。