マンザニロで実をならせる!プロが教えるオリーブ栽培の完全版
オリーブの品種選びにおいては、自身の住環境、栽培スペース、そして「オリーブに何を求めるか」という目的意識を明確に照らし合わせる必要があります。
マンザニロの栽培に強く向いている人
- 自家製の塩漬け・新漬けを本気で味わいたい人:大粒で肉厚なマンザニロは、果実を食べる目的において右に出る品種がありません。
- ベランダや狭小スペースで鉢植え栽培を行いたい人:横に広がる開帳性のため、剪定によって樹高を2m以内にコントロールしやすく、鉢植えとの相性が抜群です。
- 受粉樹を含めて2本以上のオリーブを育てるスペースを確保できる人:ネバディロブランコなどとペアで管理できる環境があれば、毎年安定した収穫が期待できます。
マンザニロの選択に慎重になるべき人
- 1本だけで手軽に実を収穫したい人:自家結実性がないため、単木管理では鑑賞用にとどまります(1本で結実させたい場合は「ルッカ」や「アルベッキーナ」などの自家結実性が比較的高い品種を検討すべきです)。
- 剪定や支柱立てなどの手入れを極力省きたい人:枝が下垂して横に暴れやすいため、放任栽培すると樹形が乱れ、日当たり不良を起こします。
- 上方向にスマートに伸びるシンボルツリーを求めている人:狭い通路沿いや玄関横で直立型のシャープな樹形を求める場合は、ミッションやチプレッシーノを選択するのが賢明です。