共通テスト前夜に蘇る「トラウマ」の正体。なぜ受験生は今もあの奇妙な物語に引き寄せられるのか
時の流れは速い。当時18歳だった受験生はすでにアラサーとなり、社会の中核を担っている。しかし、毎年1月になると、彼らの脳裏にあの日の焦燥感がフラッシュバックするのだ。「今年もこの季節がきたか」「あのスピンのせいで第一志望を変えた」といった自虐的な投稿が相次ぎ、それが現役の受験生たちの目にとまる。この世代を超えた「トラウマの共有」こそが、毎年この奇妙なワードがトレンド入りする最大の原動力である。