『ルパン三世』吸血鬼カーミラの正体とは?伝説回の真相と結末を徹底解剖
カーミラが登場するのは、赤ジャケット版として親しまれる『ルパン三世 PART2』の第34話「吸血鬼になったルパン」(1978年放送)です。コミカルとハードボイルドが絶妙に融合したPART2黄金期において、本作はあえて本格的なオカルト・ゴシックホラーのトーンを全面に押し出した異色作として知られています。
物語は、ドラキュラ伝説の残るルーマニア・トランシルヴァニア地方の古城へ、ルパン一味と峰不二子が足を踏み入れるところから幕を開けます。そこで彼らを出迎えたのが、自らをドラキュラ伯爵の妹と名乗るミステリアスな城主・カーミラでした。
カーミラの妖しい美貌に骨抜きにされたルパンは、彼女に誘われるがまま首筋に噛みつかれてしまいます。その後、ルパンの身体には異変が生じ、青白い肌に鋭い牙を生やした「本物の吸血鬼」へと変貌。昼間は棺桶の中で眠りこけ、月夜になると血を求めて相棒の次元大介や石川五ェ門、不二子に襲いかかるという、シリーズ屈指のショッキングなサスペンスが展開されました。