絶景干拓地から極上ラーメンまで!笠岡で出合う知られざる瀬戸内旅
市街地を抜けると、突如として視界が開ける。かつて海だった場所を大規模に切り開いた笠岡湾干拓地だ。どこまでも続くフラットな土地と、空の圧倒的な広さに息をのむ。春には菜の花、夏には大輪のひまわり、秋にはコスモスが咲き誇り、風が吹き抜けるたびに黄色やピンクの波が揺れる。
「こんな広大な景色が瀬戸内にあるなんて知らなかった」。現地を訪れた旅行者が異口同音に漏らす言葉だ。車を停めて深呼吸をするだけで、都市生活の摩擦で摩耗した心が解きほぐされていく感覚を覚える。商業化されすぎていない、素のままのスケール感がここにはある。