朝の3分を削る「4号車の5号車寄り」が最強乗車位置である理由
実際の路線での配置を見てみよう。JR東日本が運行する山手線では、新宿や渋谷、品川といった大規模ターミナル駅において、ホーム中央部に主要な昇降設備が集中している。特に山手線の11両編成では、4号車から5号車へ向かう連結部付近のドアが、下車してそのままエスカレーターへと吸い込まれるような抜群の導線を描く。
地下深くを走る東京メトロの各路線でも、同様の現象が起きている。地下ホームから地上や別路線へ向かうエスカレーターは、中央寄りの車両に配置されているケースが多い。ホームの端から端まで長い距離を歩く無駄を省けるため、手際よく移動したい人々にとって頼れる目印となっている。